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ピアノとわたし [エッセイ]

試験、なんとか無事終わりました!!

ああ、やっと終わった~!!
平静を装ってブログを書きながらも、実はここ2週間というもの、実は試験のことで頭が一杯で、もう大変だったんです。(笑)

というのもこの卒業試験がイコール私のオランダ留学4年間の締めくくりであり、ロッテルダムの街や学校、お世話になった人々や友人らを大切に思う気持ちと相まって、私にとって特別に思い入れのあるイベントとして位置していたから。
今までの勉強の成果の集大成ともいえるものでもあり、だからこそ、どうしても納得のいくベストな演奏をしたかった。

もともと私は本番に弱く、メンタル面には様々な問題がありました。

①過度の緊張…こうなってしまうと、指先どころか足までがくがく震える始末。ナチュラルビブラート効果。

②集中力の維持…演奏中に雑念が入り込み、おかしな思考にとらわれてしまうことしばしば。今回のプログラムでは、ドビュッシーのプレリュード「風変わりなラヴィーヌ将軍」の冒頭、ソソド↑ド↓ー♪のパッセージが、もうどうしてもどうしても「駿河湾」に聞こえてしまうというトラウマが難所であった。思い出しちゃいけない、いけない…と思えば思うほどに、頭の中は、もう駿河湾でいっぱい。同じパッセージが調や強弱を変え、そこここに登場する度に東映映画の冒頭シンボル、荒波がざっぷーんの映像がフラッシュバック。するがわーん!ざっぷーん!するがわーん!ざっぷーん!

③体力の消耗…プログラム後半になってくると、疲れて指先に力が入らなくなってくる。肉体の疲労は精神にもリンクするので、そうなると、併発して②にも悩まされる事になり、最悪。

その他にも、冬場には冷えにより筋肉が硬直したり、乾燥によって爪の中が切れたり。大きな舞台や試験ではプレッシャーもかかるしと、演奏以外にも取り組まなければいけない問題は山積みで、今まで何度これらに打ちのめされてきたことか。失敗を重ねるたびに、自分はピアニストに向いていないのではないだろうかと落ち込み、こんな厳しい世界に足を踏み入れてしまった自らの境遇を呪ったりもしました。

日曜日でもGWでも夏休みでも、休む事の許されない毎日の練習。一日平均5時間鍵盤に向かったとして、今回のプログラムを決め、新しく譜をよみ始めたのが去年の10月なのだから、単純計算で5時間×8ヶ月(240日)。少なくとも1200時間以上の時間を、今まで費やしてきた事になる。並行して他の本番の準備もしていることを差し引いても、プログラムの3分の1は過去のレパートリーから選曲している訳だから、その当時かかった労力を考慮すれば、あながち間違った数字ではないはず。

それに引き換え、本番は一時間。時にはたったの10分にすべてを賭けなければならない時もあるのだから、そういう意味では本当に一瞬、と言っていいと思う。(フィギュアスケートの3分半、極めつけの陸上短距離選手よりはまだ猶予があるけれど)

どんなに努力を重ねてきても、どんなに練習でうまく弾けていたとしても、本番がすべて。結果がすべて。
予期できない精神状態や思わぬハプニングによって、今までの苦労が一瞬にして水の泡にも成り得る、恐ろしくギャンブルな世界なのです。

それを言うなら例えば入試なんかだって、一回の本番に長期間の準備を要するのだから一緒じゃないか、とそう思われる方もいるかもしれません。それでもペーパー試験の場合は、大抵の場合、努力すればした分だけ、比例して結果がついてくるものではないでしょうか。もちろん勉学の世界にも、私には思い知る事の出来ないような苦労や問題が多々あるのだと思います。
そう分かってはいながらも、大失敗してしまったコンクールの舞台裏で、緊張のあまりがたがたになってしまった試験の後で、唇を噛み、こっそり涙を拭っては、自分が9年前選ばなかったもうひとつの道を、どこか恨めしく思ってしまうのです。

なんて愚痴をこぼしながらも、それでも今まで続けてこられたのはやはりピアノが好きだから、なのでしょう。

報われない事も多いけれど、だからこそ結果が出た時、尚更嬉しい。
いいコンサートだったね。感動したよ。――ひとりでもいい、そう言ってもらえるのが嬉しい。
大好きな曲を、素晴らしい音楽を、自分の言葉で表現できる事が嬉しい。
ピアノに出会ってから早20年。今まで私が与えられ続けてきたものは、余りにも大きすぎたから。

 

さて、今回の試験。
小さなミスはけっこうあったし、反省点はたくさんあったけれど、それでも成功だった、と言っていいかなと思います。
「音色の幅と自由な表現力」が高く評価してもらえて、満場一致とはいかないまでも、ほとんどの審査員の方から10.0の満点をいただくことができました。
そして、点数よりも何よりも
「I'm really proud of you!」と我が事のように喜んでくれた教授の笑顔が、
「試験じゃなくてコンサートみたいだった」
「一時間があっという間だったよ!お疲れ様」
と肩を叩いてくれた友人の言葉が、
本当に本当に、嬉しかった。

これから先、学ぶべき事、克服しなければいけない課題は山積みだし、この道を完璧に極めるには私の人生を100回繰り返してもまだ足りないかもしれない。
次の舞台では大失敗をやらかして、楽屋のトイレでため息をつくことになるのかもしれないし、たとえ会心の演奏が出来たと思っても、解釈の違いで皆に受け入れてもらえないかもしれない。

それでも結局、ピアノから離れる事も、ましてや嫌いになる事なんか出来なくて、私はこれからも赤い靴を履いて生きていくのだろうな、と思う。
練習なんかサボってコンパにいきたいよとため息をつき、あーあ、報われないなぁなんて時に愚痴りながらも、なんだかんだいって、私はそんな自分の人生を楽しんでいて、そういう物を手に出来た幸運に心から感謝しているのだ。

そしていつか。
100%心から満足の出来る演奏をし、その感動を観客の人々と一体になって分かち合えるような…
そんなピアニストになれる事を夢見て。


 
おわったぁ~~☆


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お疲れ様、良かったですね。
表現力を高く評価してもらえたって事は、
yukirdam さんは、素晴らしい想像力を持っているって事ですね。
しかも、あのドビッシーで評価してもらえたって事は素直に喜んで良いと思います。
これからも、応援していますので、素晴らしいピアニストになってください。^^;
PS : koi3さんのさんは、付けなくて良いですよ、その為の3ですから。♪
by (2006-06-17 21:08) 

とんとん

お疲れ様でしたァ~
日本の空から応援してよかったと自負してます。
素敵な人生のステップであり、思い出ですね。
素敵なピアニストになって、私の好きな曲を
目の前で弾いてもらえる日を楽しみにしています。
by とんとん (2006-06-17 22:09) 

スザンナ

本当にお疲れさまでした。
「するがわーん!ざっぷーん!するがわーん!ざっぷーん!」で、吹き出してしまいました、ごめんなさ~い。だって想像力が素晴らしすぎる~♪
本番で実力を全部だせる って難しいことですよね。歌の場合もメンタルなものが声そのものに出ますから~、ほんと痛い思い出は数知れず、です。

・・・100%心から満足の出来る演奏をし、その感動を観客の人々と一体になって分かち合えるような…そんなピアニストになれる事を夢見て。
・・・その観客のひとりになりたいです。そして、自分自身もアマチュアながら、感動を分かち合えるような歌を歌いたいと思っているスザンナです。
by スザンナ (2006-06-17 23:32) 

*Donguri_korokoro*

yukirdam sama
お疲れ様でしたっ
聴きたかったなーっ♪♪♪

ピンクのドレス姿可愛いっ☆
色白だしピッタリです (≧(ェ)≦*)
by *Donguri_korokoro* (2006-06-18 00:04) 

lalaloulou

はじめまして☆卒演お疲れ様です。成功したとのことで、良かったですねー!何百時間練習しても本番一回が勝負。その勝負に私は何回負けたことか・・。
ところでHPのプロフィールを見てびっくり。ピアノの先生が同じです。(マミコ先生)
by lalaloulou (2006-06-18 02:25) 

試験、お疲れさまでした。
自分の好きな道で上を目指して悩むことができる時期は
そう多くないと思います。
頑張ってくださいね。
by (2006-06-18 05:35) 

c-tail

yukirdamさん、こんにちは~。こちらでは初めまして!
試験、お疲れさまでした。
本館も見せていただきましたが、仙台のご出身なんですね。私はその下の県に住んでいますので、よく仙台に行きますし、仙台には親近感があります。
これからも頑張って下さいね!
by c-tail (2006-06-18 08:19) 

HAL

お疲れ様~
音楽って、キャリアを積んでもいつまでも緊張感と一緒にあるなーって思いますよ。
ケーキ屋になる前は音楽関係で働いていましたが、緊張感を持続できる人しか生き残ってないような。。。

※ 来週は駿河湾で潜る予定です。笑
by HAL (2006-06-18 11:41) 

オルフィーナ

yukirdamさん、はじめまして。それと、萩の月でのnice&コメントありがとうございます(笑)
なんかすごいですね。自分の夢に向かって一生懸命な姿って、男女問わずかっこいいと思います。頑張ってくださいね。
by オルフィーナ (2006-06-18 13:53) 

サンラブ

はじめまして
ピアノ専攻されて留学されていらっしゃるのですね。ピアノは、日々の鍛錬が必要ですので相当努力を積み重ねられたと思います。
試験での演奏かなり素晴らしかったと思います。今後のご活躍楽しみにしてますね。頑張って下さい。
by サンラブ (2006-06-18 14:01) 

よかったね~、みんな評価してくれたんだねぇ。
イイな~すごいな~カッコイイな~、聴いてみたいな~。
でもあんまり頑張り過ぎないようにね、体壊したらもともこもないし…
またはなぢ出たらビックリだしね:)
by (2006-06-18 14:33) 

うさこ

よかったですね!やったー。
記事を読んで、yukirdamさんの中にどれだけの葛藤やいろんな思いがあったのかちょっとわかった気がしました。苦労したぶん、喜びも大きいですよね。未来を楽しみにしていますー。
by うさこ (2006-06-18 16:12) 

offbeat

とりあえず、卒業試験無事終了されたご様子で良かったですね!(^^)
これからも道は険しいかもしれませんが、たくさんの人に支えられてる
ご様子ですし、yukirdamさんなら絶対に乗り切れると思います!!
ご自分の望み通りのピアニストになれるよう、これからも頑張って下さい!!
応援してますよ~♪(^0^)
by offbeat (2006-06-18 17:50) 

yukirdam

みなさん、コメント&ナイス、ありがとうございました!

>koi3
な、なるほど!敬称の意味の3だったのですね!なぜか×3と勘違いして、頭の中では「koikoikoiさん」というイメージが…(失礼しました!!)
私は昔から夢見がちな子供だったせいか(笑)、想像力と表現力は、わりと褒められる事が多いんです。課題はどちらかと言うとメカニカルな面で…。傷のない完璧な演奏というものが、どうしてもできない。世界では「ノーミスの日本人」というのが主流なイメージなのに、どうも違うようです。。

>とんとんさん
本当に、この夏は私にとっていろいろな意味で転機になりそうです。ちなみにとんとんさんはどんな曲がお好きですか?私はどうも玄人好みする曲を好む傾向があるようで、(長調より短調、重々しくふかーい曲が大好き。ソナタなんかも初期より後期が)。。でも、これからプロとしてコンサート活動を行っていく場合、やはり一般受けしやすいレパートリーもどんどん増やしていかなければいけないんだろうなぁ、と。ただいま模索中です。

>スザンナさん
するがわん、笑っていただけて光栄です 笑
私、こういう面白すぎるパッセージを見つけるのがほんとに得意で、全く困りものなんです・・・。ショパンのソナタ3番(あらいやだ、せまい風呂なしの4畳半)とか、大好きだけど、絶対集中して弾けなさそうです。
声楽の場合も、そうですよね。それに加え、体が楽器なので健康管理にはほんとに気を遣わなくてはならないんだろうなぁと。
スザンナさんの歌、いつか是非聴かせていただきたいです。お互いに、これからも頑張りましょう!!

>Natural-junさん
ありがとうございます^-^
ドレスは、いろいろ迷ったんですよ~。ほんとはもっとゴージャス&セクシーな(笑)黒とゴールドのロングを着る予定だったのですが、試験の時間が夜8時から午後4時に変更になって、夕方の試験でロングだとおかしいかなぁ。。と考えた結果、清純路線に変更!したわけです 笑 

>lalaloulouさん
こんにちは!
本当に、本番一回勝負は厳しい世界ですよね。消しゴムがあれば!!と何度思ったことか。でも、lalaloulouさん、研究科に在籍されてたということは、かなり優秀な成績で試験をパスされたって事じゃないですか^-^
といいますか、T学園の先輩でらっしゃるんですね!!!!ひゃー、びっくりです!しかもS先生だなんて!!!今でも習ってらっしゃるんですか?
久しぶりに昨日、先生とお電話でお話して卒業の報告をしました^-^

>ドン亀さん
ありがとうございます。
そうですね。若いうちに出来るだけの努力はしておきたいなといつも思います。私、根が楽天家なので、けっこう現状に満足してしまいがちなんですが、向上心は大切ですよね。
こうやって好きなことをしていられることにも、感謝です。

>c-tailさん
訪問ありがとうございます^-^
おお。東北出身の方なんですね~。嬉しい、仲間♪
福島といえば、桃の季節ですね~!東北って、食べ物美味しいし、夏も比較的涼しいし、いいところですよね。
地元ラブです☆笑

>HALさん
HALさんも音楽関係のお仕事されてた事があるんですね!
そうですね、緊張感は絶対0にしてはいけないですよね。
緊張感とリラックスの絶妙なバランス……これがいつになったら身につくことやら。
駿河湾!ぜひぜひお写真アップしてください~楽しみ><
でも、そしたらますます想像力逞しくなってしまうかな 笑

>オルフィーナさん
訪問ありがとうございます^-^
萩の月、あの過剰包装には、昔から一言物申したかったんですよー笑
そうですね、夢や目標があるって本当に素敵なことですよね。これからもそういう気持ちを忘れずにいられたらいいなぁと思います。

>サンラブさん
こんにちは!
日々の訓練←ほんとうに、これは大事ですよね。
ローマは一日にして成らず、じゃないけれど、本当に持久戦だなぁと思います。
と、いいつつも、試験終了後から、ほとんどピアノを触っていない私^^;
あともうちょっとだけ休養したら、心機一転、また新たに頑張ります!

>ゆで孫さん
自分自身の満足感とみんなの評価。
今回は、どちらもまずます良い結果だったのでほっとひと安心です。
そうですね、実は練習嫌いでいつも怒られる私ですが(笑、今回は珍しく腕が筋肉痛になるくらい練習しました。本番前は無理しすぎない事も練習の一つですよね。
はなぢ。出たら出たで、かなり美味しいネタにはなっていたとは思いますが(笑)、何はともあれ何事も起こらず良かったです!

>うさこさん
ありがとうございます!
そうやって、皆さんに一緒に喜んでいただけて、本当に嬉しいです。ブログっていいものだなぁ、と、しみじみ。
この日の日記、心の中にある様々な感情を思ったままにぶつけてしまったので、あとで読み返してみて、なんだか支離滅裂&矛盾してるなぁと反省しました;でも、それが素直な本当の気持ちなんですよね。。。共感していただけて、とても嬉しいです。
by yukirdam (2006-06-18 18:14) 

yukirdam

>snappyさん
ありがとうございます。
周りの人々の支え…本当に、これがなければ今までピアノを続けていられなかっただろうなと思います。
両親、お世話になった先生方、大切な友人…。
そして、こうしてブログを通して応援してくださる皆さんの存在にも、本当に助けられています。本当に、皆に感謝の気持ちでいっぱいです。
by yukirdam (2006-06-18 18:18) 

Cecilia

お疲れ様でした。
大きな達成感が伝わってきます。
今後のご活躍をお祈りいたします。
オランダにいらっしゃるって、うらやましいですね。
他の記事もゆっくり拝見させていただきますね。
by Cecilia (2006-06-18 18:57) 

genzo

お疲れ様です。
演奏聴きたかったです。
練習してるときとかのエピソードを呼んで、ちょっと目にきました。
たった一瞬、一言の言葉で、それまでのことが良かったと思える。
自分の写真の時も、そんな一瞬・一言がとてもうれしく、心がホッとします。
それが心地良くて続けているのかも知れないですね。
人が喜んでくれるのって、結構いいですよね。
by genzo (2006-06-18 19:16) 

聴診器をもったヴァイオリン弾き

初かきこみです。
演奏おつかれさまでしたー。どんなにかすばらしい演奏だったのでしょう。記事からぐぐっと伝わってきます。すごいです。
いつか演奏ぜったいに聞きたいです。
ご自分の理想のピアニストになれますよ、絶対!
by 聴診器をもったヴァイオリン弾き (2006-06-18 19:25) 

yukirdam

>Ceciliaさん
訪問ありがとうございます^-^
オランダは、本当に住み良い素敵な国でした。
今、名残惜しくてちょっと感傷的になっています。。
ちなみに、「達成感」を味わってしまった反動で、今はもの凄いだらけモード^^;
そろそろ練習も再開しなくては・・

>genzoさん
そうなんですよね。たった一言でも、時に誰かの言葉が信じられないくらいの力をくれたりする。人間って不思議ですね。
「誰のためでもなく、自分が好きだから私はピアノを続けているんだ」
そう頑なに思っていた時期もあったけれど、今は素直に、私の演奏を好きだと言ってくださる皆に、大切な人々に喜んでもらうために、演奏し続けていきたい。そう思っています。

>聴診器を持ったヴァイオリニストさん
書き込みありがとうございます^-^
いやいや、私は本当にまだまだ未熟者で…。でも少しずつでも理想に近づけるように、今はとりあえずどんどん前に進むのみです。
日本でのコンサートが決まったら、ブログでお知らせしますね!
いつか、聴いていただけたらとても嬉しいです。
by yukirdam (2006-06-19 09:37) 

お疲れ様です☆
先生に「試験じゃなくてコンサートみたいだった」と言わせるなんて良かったですね♪
そのうち「めざましテレビ」で取材されちゃうんじゃない!?
by (2006-06-19 20:25) 

トスカ

yukirdamさん、おじゃまします。
無事演奏も終わったようでなによりですね。
曲目はドビュッシーの前奏曲集第二巻全曲ぐらいでしょうか?
日本に帰ってきてもがんばってくださいね。
演奏会がありましたら告知ください。お待ちしています。
by トスカ (2006-06-19 23:56) 

yukirdam

>笑麻さん
「めざましテレビ」出たい~!記者の皆さーん!いつでも取材OKですよ♪笑
基本、ミーハーで目立ちたがり屋なんです^^;(小心者でもあるけれど)

>トスカさん
こんにちは!
プログラムは、トスカさんの予想通り、ドビュッシーの前奏曲二巻全曲、あとスクリャービンのソナタ6番、プロコフィエフの「悪魔的暗示」という内容でした。
演奏会、決まりましたら絶対告知します!そう言ってくださると本当に嬉しく、励みになります。
by yukirdam (2006-06-20 18:02) 

platinum

ピンクのドレスが可愛いですね。お疲れ様でした。。。
by platinum (2006-06-20 21:20) 

yukirdam

>platinumさん
えへへ。お気に入りのドレスなんです^-^
書き込みありがとうございました!
by yukirdam (2006-06-22 10:45) 

fu-

はじめまして。 mama-witchさんと交流させていただいているfu-といいます。 mama-witchさんからyukirdamさんのブログを紹介いただいて、特に「ピアノとわたし」についてのお話をいただきました。文中に、『どんなに努力を重ねてきても、どんなに練習でうまく弾けていたとしても、本番がすべて』とありますね。そのとおりだと思います。だから人生って面白いですね。努力が水になろうと風になろうと努力しつづけるその姿勢が「努力の天才」なのでしょうか。努力が水にも風にもならず、実をつけるのが「天才」なのでしょうね。そういえば、故 武満徹氏が、音楽家になろうという意思ひとつで、「世界のTAKEMITU」といわれるまでになったのは、何故だろうと思うのです。極貧で、学校にも行けず、紙に書いた鍵盤で練習をしたといいます。世にでた作品は酷評され、こっそり映画館の暗闇で涙を流したそうですが、ストラヴィンスキーに絶賛されて有名になる。きっとyukirdamさんのように、『思い知る事の出来ないような苦労や問題』があることを知っていて、それを糧にしたのですね。今日は、yukirdamさんの日記から、あらためて知る事柄が多く、私は今の人生を1000回生きるつもりの勇気を頂戴いたしました。
by fu- (2006-07-03 15:11) 

yukirdam

>fu-さん
はじめまして。
記事をお読み下さり、ありがとうございます。
fu-さんの温かいコメント、とても嬉しかったです。私こそ、励まされるような気持ちになりました。
武満氏のエピソード、大変興味深く拝見させていただきました。
苦労の人だったのですね、、知りませんでした。
でも、改めて考えてみると、モーツァルトもベートーヴェンもショパンも、大音楽家のほとんどが苦難に満ちた波乱万丈の人生を送ってきているんですよね。彼らの作品から滲み出る言葉では形容しがたい「深み」も、苦労なく幸せに生きてきただけだったのなら存在し得なかったものなんでしょうね。
(メンデルスゾーンなんかは金銭的にも恵まれ、病気もせず長生きしましたが、、、やはり彼の音楽にはどこか足りない気がします)
fu-さんの記事も、ぜひ今度拝見させていただきたいと思います。
ありがとうございました^-^
by yukirdam (2006-07-03 16:18) 

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