思い出写真特集②ザルツブルグ [旅行]
さて、思い出写真、お次はザルツブルグ(オーストリア)編です。
ほぼ毎年、恒例のようにモーツァルテルムの夏季講習会に参加しているので、この街にもかなり愛着があります。
中欧ならではの、アルプスの美しい自然。可愛らしい建物に、街中にあふれる音楽。同じオーストリアでも絢爛豪華なウィーンとは全く違った、地方都市ならではの素晴らしさがぎゅっと詰まった本当に素敵な街です。何度行っても飽きません。
丘の上から街を一望。ザルツァッハ川を境に、旧市街と新市街に分かれています。
可愛らしい建物。街のあちこちに、こんな鉢植えがたくさん置かれています。
「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台になったザルツカンマーグート。
湖と山、高原と青空。最高のコントラスト。
オマケ☆
↓前の記事で紹介した、ロッテルダムのキューブハウス。内部写真です。狭苦しさを感じさせないようにか、四方に窓を設けて開放感を演出している模様。
タラントへ行って来ました その④ [旅行]
Q.おしゃべりなイタリア人を黙らせるにはどうしたらよいか?
A.荷物を持たせて両手をふさぐ。
なぜなら、彼らは身振り手振りなしでは話せないから。
なんていうジョークを、昔どこかで聞いた事があったのですが、これは全くもって本当です。(ただし南イタリアに限る)
分かりやすい例だと、
「ノンノン・・」と否定する時は、人差し指を立てて左右に揺らす。
「分からないよ」という時は、肩をすくめ、両手のてのひらを上にして掲げる。
などなど、彼らの会話は、常に手振りと一体なのです。
イタリアン主導で会話が始まり、彼らが何か説明でもしようものなら、もう大変。
彼らの両腕は、一秒も休む暇なく変幻自在に形を変え表情を変え…
パラパラダンサーズの女子高生と長州コリッキーも真っ青。
教訓。運転中のイタリアンに話しかけてはいけない。
終始ハンドルから手をはなし、相手の目を見て話し、それでもって120キロ越えで高速をぶっ飛ばす。
…死ぬかと思った。
タラントへ行って来ました その③ [旅行]
こんばんは。
今日は、卒業試験に向けて最後のレッスンでした。
1時間のプログラムを最初から通して弾いたのですが、なんとか無事弾ききる事が出来てひと安心。
ただ、最後の方集中力と体力が切れかかったので、本番はそうならないよう、対策を万全にしなくては。
体力の方は、
前日たっぷり眠る、
弾く前にバナナかチョコでエネルギー補給、
それでも駄目ならユンケルパワー(笑
でなんとかなりそうですが、問題は集中力!
こればかりは、いつ、どんなきっかけでもってプチンと切れるか分からないので本当に怖い。とりあえずドライアイ対策に目薬をさし、鼻をかんでから舞台にでる(けっこう重要)、の2項目は忘れないようにしようとは思っていますが。
とにかくあと1週間弱、気を抜かずに練習に励みたいと思います!
さてさて、タラントの報告の続き。
一度でも行かれた方ならご存知かと思いますが、イタリアには「シエスタ」という名のお昼寝タイムが存在します。
日中の強い日差しは体に悪影響を与えるため、というもっともな名目の元、大体1時半から5~6時までの間は、皆活動を停止。日本だったら考えられない事ですが、その間は一部カフェやバールを除くすべてのお店も一時クローズします。その代わり、夕方からまた開店したショップは夜10時まで営業し、ぐっすりお昼寝してリフレッシュした人々で、街は深夜まで賑わいをみせるのです。
ちなみに、オランダではシエスタがない代わり、ショップもスーパーマーケットも、すべて5時(一部6時)にはクローズ。日曜祝日は完全休業。極めつけに、休日明けという事を考慮し、月曜日はどこも午後から営業開始。
至る所ににコンビニがあり、最近ではスーパーまでもが24時間営業している日本。
日本はすごい。
我々の商業魂は、間違いなく世界一です。
タラント メインストリート 正午
同地点 午後2時
同 午後9時
シエスタ中は、犬までお昼寝。
タラントへ行って来ました その② [旅行]
今日一日、何故か非常に練習の調子が悪かった。
どんなに音入れ(←リンクの過去日記参照)を繰り返しても、ぐにゃりとくぐもった音がでるばかりで、曲がクライマックスに到達しても、まぁ地味な事地味な事。これはいけないと、顔を真っ赤にし、室温を5度も下げなくてはならないほど必死に弾き続けるも、まったく成果は上がらず。
しめった線香花火のような、奥歯にパイナップルの繊維が詰まった時のような、なんとも形容しがたい不愉快さ。仕方なく気持ちの切り替えを図るべく、練習を一時中断。
そうだこの前いただいた紅茶でも飲もう、どこに閉まったっけなぁと引き出しをがさごそしているうちに、鼻がむずむず、ティシュでびびびと鼻をかんだところ……。
あら不思議!! 急に周りの音がよく聞こえるようになりました、とさ。
って、なんなんでしょう、このどうしようもないコントもどきは…。
でも、本当にさっき実際に起こった事なんです。
耳の粘膜の弱い私は、飛行機に乗ると必ず耳がおかしくなり、今のように飛行機を降りて何時間も経ってからようやく元に戻るケースも少なくないわけで。
…という事で。多少強引ですが、イタリアの報告第2弾です♪
さてさて、今回の目的は講習会への参加だった訳ですが、予想以上に充実した、なかなか有意義な5日間を過ごす事ができました。
ピアノの質はあまり良くなかったとはいえ毎日好きなだけ練習することが出来たし、主催者のランツァ氏も事務スタッフの方々も、みな陽気で親切なとてもいい方々でした。食事も美味しかったし、ホテルも清潔だったし、何より講習最終日にオーディションを兼ねて行われたコンサートで、運良くPrizeをいただくことができました。これに選ばれたことで、タラント、フィレンチェ、ミラノ、など今年の冬から来年にかけて、いくつかイタリア国内でコンサートをさせていただけることに!
せっかくのチャンスを無駄にしないよう、ベストを尽くせるよう、これからも頑張ります♪
上品に整った街並みの向こうには広がる海。
ちょっと魔女の宅急便を彷彿とさせるような、とても素敵なところでした。
タラントへ行って来ました その① [旅行]
講習会に参加するため、イタリアのタラントという街に行ってきた。
街に点在する、やしの木、サボテン。
広がる海は、どこまでも果てしなく、
落書きのセンスもなかなか良し。
急に空が陰って、夕立が街を濡らすも、
すぐに雨は止んで、
ほら。雲の合間から、まぁるい青空。