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まとめ日記 [音楽ばなし]


皆様、ご無沙汰してしまってごめんなさい!!
前回の更新が夏で、気がついたらもう12月……
もともと平均月1ペースの更新で、これは日記ならぬ月記だと呆れられていた私のブログなのですが、もうここまでくるとワンシーズンに一回の季記に成りかねないという危機的状況。
さすがにこれはまずいぞ……と重い腰を上げたはいいものの、おサボりし過ぎてしまったせいで書きたい事が夏から3ヶ月超、約90日分も物凄い勢いで積み重なってしまっていて、9月頃の記憶は、哀れかなもう煎餅布団のようにぺっちゃんこ。
もう何から書いてよいのやらよく分からない状態なのですが、とりあえず書いてみないことには始まらない!
……ということでブログのリハビリ。9月から記憶を辿ってみます。

・9月21日 みちの会のコンサートで動物の謝肉祭を弾く。
2台ピアノ8手+朗読+バレエ! 照明や演出にもちょっとこだわってみたりして、普段とは違ったエンターテイメント性のある舞台が凄く新鮮だった。
来年6月、同じメンバーでこの演目を演奏することが決まった。今からとても楽しみ!今度は更にランクアップした世界観で演奏したい。

・10月13日 せんくら関連イベントに出演。
地下鉄仙台駅構内にてのイベント。8月に引き続き、テノールの松尾さんとの共演。
今回は私のソロ、既存の歌曲などの他に、大越桂さんの詩を用いたオリジナル曲を演奏させていただいた。
分かりやすい言葉で、素直に丁寧に綴られた桂さんの詩。無駄な装飾のない、ストレートな言葉のひとつひとつが心にすとんと届いて、それは忘れかけていた大切な感情を私に思い起こさせてくれる。
実は、桂さんの詩とコラボした大規模な(1500人入るホールでやります!)コンサートを来年11月に開催すべく、今着々と準備を重ねているところ。合唱も入ったりして、かなり素敵な企画になりそうなので、乞うご期待!

・11月8,9日 アキレス先生来仙。
私の恩師、ヨーロッパの父であるアキレス先生。庄司先生のお力添えをいただいて、今年も仙台でマスタークラスが行われた。私は通訳兼お世話係。慌しいスケジュールではあったが、非常に充実した素晴らしい講座だった。
格式高く威厳に溢れ、かつ音楽への愛と尊敬が込められた教えの数々。ウィットに富んだ、厳しくも楽しいレッスン。改めてマエストロの偉大さを再確認し、彼に出会えた幸せを噛み締めた2日間だった。
ちなみに今回の教授の旅程はベルギー→アメリカ→パナマ→日本(東京、九州ETC.)→香港→イギリス→イタリア→ベルギーだそうで。
相変わらずのタフさ加減にはただただ脱帽するばかり。

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・11月10日 仙台ピアノ工房へ。
松尾さんと仙台ピアノ工房へ行った。目的は録音資材の作成。
モーツァルトやチャイコフスキーのアリア、シューマンの詩人の恋…などなど名曲揃いの楽しいプログラム。
ピアノ工房は初めて訪れたのだが、ドーム型の美しい構造といい、素晴らしい楽器(スタインウェイとベーゼンドルファーのフルコン)といい、本当に素敵なスタジオ!
やっぱりいい楽器は音色が違う。練習不足だと粗も露呈してしまうけれど、その代わりちゃんと向き合えばどんな繊細で微妙なニュアンスでもしっかりと表現することができる。
いいなぁ。欲しいなぁ。……いつかは。

・11月25~26日 ディーナヨッフェ先生マスタークラス受講。
桐朋の須田先生にお声がけいただいて、ショパンのエチュード作品10の公開講座を受講させていただいた。講師は、私も大好きなピアニストの一人であるディーナヨッフェ先生。たまたま10-6だけ弾く人がいない!ということで急いでこれを譜読みしての参加。かなり付け焼刃な仕上がりで心臓ばくばくだったけれど、ロシア的な濃密で叙情的な音楽の作り方を伝授していただけて、非常に良い勉強になった。
ちなみに講座の前に受けた須田先生のレッスンもこれまた素晴らしく、目から鱗の発見が沢山あった。
何歳になっても、自分が教える立場になったとしても、まだまだ学ぶことが無限にあるこの世界。
本当に、嫌になるくらい奥深くて、でもだからこそやめられない。

・11月29日 ポルカローザ!
住田怜美ちゃんとのデュオユニット、”ポルカ・ローザ”。なかなか機会がなくて活動休止状態だったのだが、待ちに待ったオファーが舞い込み、パーティーにて演奏させていただいた。パーティー、ということでクラシックだけでなくポピュラーやジャズ、映画音楽を含めたカジュアルな曲目構成。
ポピュラー音楽独特の抑揚や普段弾きなれないジャジーなリズムに悪戦苦闘しながらも、何とか無事に一時間弾き終える事ができた。
次回はガーシュインのプレリュードをクリスマス会で弾く予定。
IMG_4424.jpg
演奏のご依頼、お待ちしています♪

 

まとめて書いたら疲れた~~><
こんな事にならないよう、これからはやっぱりもうちょっとこまめに気楽にブログを書くようにします!

 

 

………たぶん。


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コメントの受付は締め切りました
p-can♪

 お元気そうで何より~♪♪♪\(o ̄∇ ̄o)/♪♪♪
 やはりピアノはスタインウェイ♪\(^ω^\)( /^ω^)/♪♪♪
 調律師フランツ・モア氏の『ピアノの巨匠たちとともに』は読まれたことありますか└( ̄▽ ̄o???
 あれは面白いですよ( ̄▽ ̄)ノ_彡☆
 
 ショパンのエチュード作品10-6は、私個人としては大好きな楽曲なのですが......暗いからか、それとも技術的に比較的難易度が低いからかなのでしょうか......└( ̄▽ ̄*?????
 しかし、情緒溢れる解釈を必要とする視点からすれば、10-3と変わりないと思うのですが(もちろん意味は別ですが)......♪♪♪
 
 多忙な日々を送られていらっしゃるようで大変でしょうが、インフルエンザも流行っていることですし、風邪など体調管理には十分お気を付けくださいませネ(( ^^) _旦~~
 
by p-can♪ (2008-12-05 08:18) 

HAL

お元気でなによりです^^
でも、、、季記というには秋が抜けちゃってますけど(笑)
年記にだけはなりませんように(^^;)

どんな仕事をしてても、これで満足ってことはありませんからね。
日々、学ぶ姿勢を忘れずに精進せねば!!(^_^)
by HAL (2008-12-06 01:14) 

yukirdam

>p-canさん
コメント有難うございます!こーーんなに久しぶりの更新なのに、コメントがいただけて、嬉しさのあまり涙がでそうです~~><

ピアノの巨匠たちとともに、まだ読んだ事がないので、今度本屋さんで探してみます♪
10-6は、譜面は易しいし短い曲なのでかなり油断してしまっていたのですが、実際取り組んでみたら思った以上に奥が深かったです;;;どこかメランコリックですごく綺麗な曲ですよね。ショパンの大曲を弾く前の前座的に、コンサートなんかでも使えそうかも。

週末、冷え込むみたいですね。p-canさんもどうぞお体をお大事にお過ごしくださいね~!

>HALさん
コメント有難うございます!
う……秋が抜けてるとのご指摘…確かに。でも一応今回の内容は秋のまとめなので許してやってください;;
年季はさすがにまずいですよね~。
私の場合、気を抜くとどんどんエスカレートして4年に一回のオリンピックになりそうで怖い(笑)
せっかく知り合えた皆さんに忘れられてしまわないよう、頑張ります☆
by yukirdam (2008-12-06 01:59) 

kiha

おひさしぶり!元気そうで何より!

実はこないだゆきちゃんの事を考えてたんだよ
で、メールをしようと思いつつ・・・
朝起きたらメールするね笑
ピアノ関連の質問というか、お願いというか・・・

やっぱり今だに
ロッテルダムで演奏を聴く機会がなかったのが残念
いつか本当に聴いてみたいと思ってるので
まだ先だけど、もし夏とかにあるようなら是非ぜひ教えてね
花束持参で駆けつけたいです
by kiha (2008-12-09 10:27) 

yukirdam

きはちん、書き込み有難う~!

コンサート、東京でする時にはお知らせするね!
有難う~!!
私もきはちんの踊り、また観たいなぁ。
2年前のパーティーでは、ほんとに感激したもん。
細かい筋肉の動きのひとつひとつまでが芸術だ!って思った。
今度は是非ステージで踊るきはちんを堪能したいです。

あ、さっきパソコンにメールしたよ♪
by yukirdam (2008-12-09 22:48) 

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